REDS ELEVEN

1-1(トータル3-2)の結果でCL本選出場を決めたマッカビハイファ戦後の監督のコメント。

"厳しい試合でしたが、本選出場が決まり良かったです。私はとても安堵しています。
何人もの主力抜きでプレシーズンをスタートさせるのは厄介だったし
プレシーズンマッチの結果が良くなかったので、このような試合に勝利できてやっと落ち着く事ができる。
これで、インターナショナルブレイクが過ぎれば、進化したチームの姿を見れるでしょう。

前半に多くの決定機があったが、相手GKの反応が良すぎたね。彼はこの試合のMOMだろう。
終盤の守備に不安定な面があったが、試合を追いかけている状況ではありえることだ。
我々は、もう一点決めて試合を終らせなければいけない状況下です。
残念なのは、またもや２人を怪我で失ってしまった事です。
Stephenは軽症で済むかもしれませんが、Momoは２～３週間の離脱になってしまうかもしれない。
様子を見守らなければなりません。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シェフフィールドＵ戦を休ませたメンバーを中心に戦ったわけですが、結果はドローながらも本選出場が決まり安堵。
ただし、試合内容はプレミアとCL本選を戦う上でキッチリ勝っていけるチームなのか不安にさせられた。
開幕戦とこの試合のように、２チームを用意できるだけの戦力が出来ているのは素晴らしい事ながらも
プレシーズンも点を上手く取れてなかったけれど、やはり攻守に連携面で問題ありで
戦力差に等しく、きっちり点を決めて勝てるようになるには時間が要るんだろうなと思ってしまいますよね。
これが熟すまで開幕戦のような取りこぼしは有りそうだし、ヒヤヒヤな試合を見せられそうです。
監督が話すように、代表の試合が片付いた後にすぐ良くなるんならば良いですけどね・・・。
早速、怪我人を４人出してしまった訳ですが、それでも勝つではないとプレミアリーグ優勝は不可能。

Anthony Le Tallecが念願のフランスリーグ１に復帰。
一度は破談になりかけたものの、ソショーにめでたくシーズンローンが決まりました。
ローン期間終了後に本契約を結べるオプションがついているわけですが
本人は、ソショーで定着しこのオプションをクラブに使ってもらえる事を願っています。

"Liverpoolに在籍した事に後悔を持っているけれど、良い事もありました。
チェルシーやユベントスとの大一番に出場できたりもしたからね、でももうLiverpoolは過去です。
今夏にBenitez監督と話をして、移籍の意思を伝えました。
今日、自分はソショー入りできました。Liverpoolに戻る気は無いので、クラブが買取のオプションを
行使してくれる事を心から願っている。
多くのクラブから話があったけれど、自分にはソショーがベストでした。
会長も監督も自分を必要としてくれていて、自分もAlain Perrin監督の下で頑張るつもりです。
安住のする為に完璧なクラブです。良いシーズンを過ごし、個人的な目標も達成したいと思います。
U-21でのポジションを維持し、フル代表にも入って行きたい。"

無事にウクライナのキエフに到着したLiverpool FC。
引き分けも許される試合ですが、Rafael Benitez監督は、ここに勝ちに来たとコメントを出しています。

"怪我人を抱えている状況ですが、何度も話してきているように
我々の層は厚くなっているし、これを乗り切れます。Daniel Aggerが試合で良い活躍を見せてくれています。
私が彼を獲得したのは、彼の実力を分かっていたからです。私は彼を信用しています。
土曜日の試合でもっと良い結果を得られた筈でしたが
この試合はまた違う試合です、そして我々はここに勝ちに来ました。
ハイファは良い監督と選手がいる難敵だが、この試合に勝つ事がクラブにとって何を意味するか分かっています。
必ずしや良い結果を得られるでしょう。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

確実にこの試合の為にメンバーを落としたシェフィールドU戦で番狂わせな結果をやってしまったわけですが
完璧な布陣で臨むであろうこの試合で、あんな試合は見たくない。
Xabi Alonso, Lusi Garciaはもちろん、Steve Finnanもメンバーに戻ってくるということです。
とりあえず、CL本選を決めてしまえば余計な心配事は消える。
1st legの結果が結果なだけに、楽観視は出来ないが
チェルシー戦のような戦いが出来るチームが負ける事は考えられません。
現実的に、１ゴールささっと決めれれば突破は確実でしょうから、そうしてもらいたいというか
本気のメンバーでそれが出来なきゃ層が厚くなってても意味が無い。
深夜にウッカリ寝てしまうぐらい緊張感の無い楽勝な展開を期待したい。

Jemie Carragherが９月９日のエバートン戦に間に合うかは微妙な状況。
地元の意地がぶつかる大事な一戦に、Carraのようなプレイヤーには出場して欲しいわけですが
本人ももちろん試合出場を望んでいますが、欠場の心配もしています。

"様子を見なければいけません。現状ではダービー戦に出場出来るかは際どいと云わざるえないでしょう。
スキャンの結果で損傷は見つからなかったけれど、腫れも酷いし松葉杖を使っている状態です。
幸いにも、そんな酷くは無いけどね。"

1-1で終ったシェフィールドＵ戦後の監督のコメントです。

"私は絶対にPKだったと思います。Gerrardは接触があったと話しているし、当然の判定だろう。
そして、あれをPKと判定するなら相手DFはレッドカードで退場になるべきだっただろう。
まぁしかし、PKの場面を細かに分析するならば、他にも見直す必要がある場面はいくらでもある。
ファールは沢山あったし、我々は前半に二人を怪我で失う破目になった。
前半の内容は良くなかった。パスが繋がらず、相手ディフェンス裏のスペースを突くのも難しかった。
相手のプレスが厳しく、苦しめられました。
ポジティブな事は、後半の内容は良かった事ですかね。
最高のシーズンスタートを切ることはできませんでしたが、リーグは長距離戦だ。
皆、リーグはマラソンだと分かっている。我々は１ポイントしか得られなかったが、道のりは長い。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明らかにマッカビハイファ戦を意識しての布陣。
Steve Finnanは怪我をしたということで仕方がないが、Xabi Alonsoはベンチにも入らず。
それでも十分に勝てたはずですが、負傷交代の影響も大きかったか早くも２ポイントを捨てる結果・・・。
まぁもちろん、リーグ優勝を目指すのに全勝する必要はない訳で、この２ポイントを取り返す機会はある
さっそくネガティブな事を連想させる結果ではありますが、新戦力が増えたチームが
熟していくのにはまだまだ時間が必要だし、パニックになる必要は無いでしょう。
まぁこう前向きになってもまた序盤戦でつまづくと、昨シーズンの二の舞になるので
プレイヤー達には、この捨てた２ポイントを大きな反省材料にしてもらわないと困りますが。
今シーズンも目標が４位以内ならこの結果でも許されるけれど、目標が優勝ならば次試合以降の内容に期待したい。

シェフィールドＵ戦で結果以上に悲しかったのは、John Arne Riise&Jamie Carragherの負傷交代。
スキャンの結果、二人とも左足首の靭帯を痛めただけのようで
幸いにも長期離脱は免れ、２～３週間で復帰の見込みになっています。
Riiseはプレシーズンの中で最もフィットしていたプレイヤーだし、Jamie Carragherも絶対に欠かせないプレイヤー。
しかし、長いシーズンの中で怪我人が出た時に乗り越えられるかどうかで優勝できるできないが変わってくる。
今シーズン早くも訪れた試練をどう乗り切るか、良い結果に期待するしかない。

Dirk Kuyt本人の初インタビュー。

"Liverpoolは偉大な歴史を持つ最高のクラブだろう。そんなチームと契約できたなんて夢のようです。
イングランドの他のクラブからも話がありましたが
Liverpoolは自分にここでプレイしたいと言う特別な思いを感じさせてくれました。
フェイエノールトを去るならLiverpoolだとずっと話していたし、ここに来れて本当に最高ですよ。
Liverpoolでプレイできるなんて大きな名誉です。オランダで数多くの試合を(Lierpoolの)TV観戦していたし
CL決勝の試合なんて、今だかつて見たことが無いとんでもない試合でしたね！
Liverpoolがあの試合で勝ったのは素晴らしかったですね。
この前のFA CUP決勝や01年のUEFA CUP決勝の時もそうだったけれど
Liverpoolは決勝戦となると本当に壮絶な試合を見せてくれるよね。
Liverpoolの試合を見るのは大好きでした。２歳からLiverpoolのファンだったなんて嘘は言いませんが
このクラブは、とても感銘を受ける偉大な歴史を持つ特別なクラブです。その一員になれるなんて夢ですね。

今シーズン２０～３０点決めてみせるなんて言う気はありません。
大事なのはチームの勝利に貢献する事で、トロフィーを勝ち取る一員になりたい。
自分はゴールを決めることと同様にゴールを演出する事もできます。
それは今まで積み重ねてきた事だし、余計なプレッシャーは感じていません。"

めでたく正式にLiverpoolのシャツを着る事になりナンバーは１８で決まったDyrk Kuyt。
獲得を喜ぶ監督のコメントをどうぞ。

Rafael Benitez監督
"本当に嬉しいです。長いことDirkを追い続けました、大きな戦力になるであろう彼を獲得できて幸せです。
とても試合の流れを読むのに長けたプレイヤーで、ボールを持ってる時も持っていない時も
どう動けば良いのかをしっかり判断できるし、とてもチームに貢献するプレイヤーです。
彼は良い動きをするし、彼の決定力は素晴らしい。
今の我々はサイドも１，５列目の戦力も整ったし、彼が沢山のゴールを決めてくれるだろう。"

<新戦力獲得の為に手放したプレイヤーについて、そして今シーズンの補強について。>

"彼ら全員にお礼を言いたいと思います。我々は何人かを放出し、ローンにも出しもしましたが
彼らはここ数年にわたりクラブに為に多くの努力してくれました。彼らの新天地での活躍を願うばかりです。
今シーズンに向けての補強は必要不可欠でした。補強を助けてくれたフロントには大感謝します。
莫大な大金を払ったプレイヤーはいないけれども、質の高いプレイヤーを獲得できました。
そして彼らは必ずしや良い活躍をしてくれるでしょう。"

<明日デビューする可能性について。(登録は可能) >

"彼は来たばかりだし、明日の試合で出場させるのは難しいだろう。
他のプレイヤー達はこの試合に向けて、ずっと練習を積んできているし、それを考慮しなければいけません。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

流石に明日の試合はスーツ姿での観戦となるでしょうね。
ずば抜けたスピードやヘッドの強さがあるプレイヤーではなさそうですが
とにかく、その決定力とチームに貢献する動きはぴか一のようですね。
来シーズンは流石にRobbieと契約延長しないだろうし、今シーズンより先を考えても
大きな意味のある獲得になったのではないかと思えます。
プレミアでの成功は間違い無しと評価されているFWの到来で、また一つオプションが増えました。
これだけの戦力幅が出来れば、CLや国内カップ戦を戦う上でも大丈夫だし、沢山の戦術を用意できる。
確かに地味な補強ではあったが、プレミアで一番理に適った補強を出来のでは？
後の課題はシーズン中に若手からSami Hyypiaの代わりを任せられるプレイヤーを選ぶ事ですね。
本当にこのシーズンのチームがどのように成熟していくのか楽しみです。
ちなみにDirk Kuytは、すでに登録メンバーが決まっているマッカビハイファ戦には起用できません。

昨夜のLincoln Cityは数字上では2-1の辛勝でしたが、5-1ぐらいが妥当な内容でした。
特にレギュラー組みが登場した前半は、完璧に力の差を見せつけ
AurelioとGonzalezの南米左サイドコンビで相手を翻弄し、先制点もこの二人の力で奪いました。
Aureiloの正確な縦パスをGonzalezが胸トラップで受けてDFをそのトラップでかわしてシュートでゴール。
Robbie Fowlerにも決定機は何度かあり、一つは巧みなテクニックで相手DFをかわして
ゴール前でシュートをフリーで放ちましたがGKの好セーブに防がれました。
Robbie Fowlerがボールを持つと攻撃がスムーズに流れ、持ってからのパスも素晴らしく
この試合の司令塔といえる活躍でした。
２点目は前半終了間際のCKからで、Godwin Antwiのヘッドはバーに阻まれるも
その跳ね返りがBesian Idrizajの目の前に飛んできて、それを押し込んでゴールとなりました。
後半はレギュラー組みが下がり、完璧にリザーブチームになりました。
６５分にJames SmithのヘッドでのバックパスにGK David Martinが反応できずカットされて失点がありましたが
試合は有利に進めて、６２分にはNeil Mellorも出場しバーに阻まれましたが鋭いシュートを放ったり
ブランクを心配させない動きをしていたようです。
この試合で怪我明けのFowler, Warnock,Mellorといったプレイヤー達にとって
開幕前にフィットネスを確かめる良い機会となり、南米コンビのフィットネスの向上とレベルの高さも証明され
Jack Hobbs(この試合でキャプテン)のSincil Bank凱旋試合は価値のある試合となりました。

オフィシャルからも発表が出てますが、本当にDirk Kuyt獲得が今日中に決まりそうです。
Liverpoolとフェイエノールトは合意に達し、昨夜のオランダ代表としてアイルランドに来ていた
Dirk Kuyt本人はLiverpool入りし、今日メディカルチェックとチームとの契約を済ませ
正式にLiverpoolのプレイヤーとして発表されそうです。

地元紙Echoによると待望のDirk Kuytの獲得が明日にも決まると出ています。
Liverpoolは￡８ｍ＋Jan Kromkampでオファーを出したと言うレポートもありますが
フェイエノールトは現金にしか興味が無く、獲得したければ￡１０ｍを用意しろの構えは変わらず。
オランダのレポートではすでにKuytとBenitez監督間でのコンタクトを済ませていると出ているようです。
後は金銭面で交渉を進めLiverpoolがお金を用意できれば、めでたく交渉成立となるそうです。
この記事によると、その答えは明日、明後日には出そうなんで期待して待ちましょう。

昨シーズンはサウザンプトンで過ごしたDarren Potterですが、今シーズンはウルブスにシーズンローンになるようです。
プレシーズンのレクサム戦とクルー戦に出場したPotterですが、やはり右サイドの起用では
彼の良さは発揮できず全く試合に絡めていませんでした。
非常に才能を買われているU-21アイルランド代表ですが、本職のCMFで出番があるとは思えません。
このローン終了後にチームに復帰する可能性は・・・。
ウルブスのMick McCarthy監督がオフィシャルに出したコメントだと、彼をCMFとして高く評価しているようだし
プレミア昇格を狙うチームの核にDarren Potterがなれそうか？

今日は代表の試合が各地で開催されますが、実はLiverpool FCも試合があるのを知っていましたか？
実は今日はリーグ２のLincoln Cityとの試合があります。
この試合は昨シーズン夏にJack HobbsをLincoln Cityから獲得した時に
今夏にフレンドリーマッチをLincoln Cityのホームでやるという条件が含まれていたからです。
もちろん、この試合に代表に参加している主力達は参加するわけなく
ほとんどリザーブチームの練習試合ですが、Robbie Fowler, Mark Gonzalez, Fabio Aurelioがメンバーに入っています。
そして、膝の怪我で長期離脱していたNeil Mellorが出場予定のようです！

登録メンバー
GK David Martin, David Roberts DF Jan Kromkamp, Stephen Warnock, Godwin Antwi, Miki Roque
James Smith, Jack Hobbs MF Mark Gonzalez, Fabio Aurelio, Paul Anderson, Lee Peltier, Danny Guthrie, Adam Hammill, Salif Diao
FW Besian Idrizaj, Robbie Fowler, Neil Mellor

コミュニティーシールドの決勝ゴールは、今シーズン沢山このゴールを決めて欲しい
というような、我々にとって理想的なゴールでした。
Gerrard&Alonso&Sissokoの３人を同時起用するとなれば１トップが主になりそうな今シーズンですが
Peter CrouchはCraig Bellamyとのコンビを希望か？CrouchはBellamyを絶賛しています。

"Craigのスピードと運動量が活気を与えました、彼が入って良くなりましたね。
練習を見てくれれば分かるけれど、彼は最高レベルのプレイヤーだ。
彼は良く動くし、ちゃんと見方の位置を見ている。そして彼の素晴らしいクロスで自分のゴールが生まれた。
練習で、彼はどこにいても僕のヘッドを意識している。そして、その成果が最後の場面で実を結んだんだ。
サイドで彼のようなプレイヤーが入れば心強い。
とても機能しているし、シーズンを通してこの形を続けられたらなと思う。

４～５人の新戦力が加入して、監督の狙い通り各ポジションでポジション争いがおき
パワフルなチームになっています。
どんな試合のチェルシー戦であろうと、勝てるという絶対の自信を得られたけれど
今の調子で進歩し続けて、シーズン中もこのパフォーマンスを続けなければいけないね。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Momo Sissokoを外すなんて事は考えれなくなっていますが、そうなるとやはり451の布陣が多くなりそうで
サイドからのクロスを活かす為にもトップはPeter Crouchが良さそうですが
そうなると、Craig Bellamyはベンチが多くなりそうですが加入当初はいざとなればサイド起用という
話も出ていたし、２トップで出場してもPeterと組む時はサイドを意識した動きを多くやりそう。
まぁ451でもサイドを上げれば433になるわけで、Gonzalez or Kewell, Crouch, Bellamyという並びもありでしょう。
Echo紙はDirk Kuyt獲得が近いと書いているけれど、彼が加わった場合はどういう布陣を選ぶのだろうか？
このまま451が主になったら、獲ってもベンチが多そうか？(^_^;)
サイドでも使えるプレイヤーみたいですが、流石にその部分の戦力とは考えてないだろうし・・・。
払うであろう金額(￡10m以上)を考えればベンチ要員にするわけじゃないだろうけど。

今夏、Liverpoolとの契約を2011年まで伸ばしたScott Carsonですが
来シーズンはチャールトンへシーズンローンで決まりました。
チャールトンはGKを求めていて、ノーリッチのRobert Greenをトップターゲットにしていましたが
ウェストハムに横取りされてしまい、Carsonのローンに方向を変えた模様。
Jerzy Dudekにお金を払うクラブは結局見つからなかったようで
これで今シーズンも結局イスタンブールヒーローが我々の2nd GKとしてスタンバイしててくれそうです。

８月２２日(火)のマッカビハイファ戦は事前情報どおり
ウクライナのディナモキエフのホームLobanovskiy stadiumで開催が決まりました。

2-1の勝利で早くも今シーズン初タイトルとなったコミュニティーシールド、チェルシー戦後の監督のコメント。

"チームのパフォーマンスにとても満足している、プレイヤー達の仕事ぶりは素晴らしかった。
どんな時であれトップサイドの相手に勝利して、どんなタイトルであれ獲得するのは大きいですよ。
それがチームに大きな自信を与えてくれます。
我々は昨シーズンのチームより強く、戦力も上がっています。
そして、攻撃時のスピードやエネルギーの面でも上がっている。
Crouchがゴールには本当に喜びましたよ、やはり、ストライカーはゴール決めて自信を深めていくもんだし
彼にとって大きかっただろう。"

< Steven Gerrard, Xabi Alonso, Craig Bellamy , Sami Hyypiaといった主力をベンチに置いたことについて。>

"予備予選の2nd legの事を意識しました、完璧な状態でないプレイヤー起用するリスクは冒せなかった。
彼らはW杯から戻って１５日間しか練習を積めていない。
私にとってチーム力とプレイヤー達の出来を確認できたのは良かったですね。
Momo Sissokoはマンオブザマッチの素晴らしい活躍でした。
良くボールを持ってパスを散らしてれてました、彼は欠かせないプレイヤーだよ。
私がMomoを獲得したのは中盤にもっとエネルギーを与えたかったからです。
彼はそれをやってくれているし、試合毎に良い活躍をしてくれます。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一言で、我々はチェルシーより強かった。チェルシーは本気なかったというのは言えないでしょうね。
まず、やはり気持ちの面で我々の敵ではなかった。
チェルシーの面子の中でこの試合に勝ちたいと心底思っていたプレイヤーはいないのではなかろうか？
例え気持ちが無かったとしても、あれだけの面子ですから個人の力だけでも勝ててしまうチームだろうけど
今シーズンのチェルシーは大きくメンバーを変えて、まだまだ出来上がっていない印象ですね。
この試合で勝っても我々がリーグ戦でも勝てるなんて、とても宣言は出来ないけれど
補強費に見合った差は無いと言うか、他のチームもこの試合を見てチェルシーに勝つ事は
非現実的ではないと勇気付けられたでしょうね。

イングランド代表Steve McClaren体制の初陣となる来週水曜日の試合に向けたメンバー２５人が発表され
LiverpoolからSteven Gerrard , Jamie Carragher , Peter Crouchが選出されました。
そして、ここ最近の議論になっていた代表キャプテンにはチェルシーのDFが選出され
Steven Gerrardは副キャプテンとなりました。
代表キャプテンを夢見ていたGerrardには残念な結果となったが、Liverpool側としてはありがたいか？
監督はこうコメントしています。

"Stevenはガッカリしているが、これでLiverpoolで多くのトロフィーを獲得することに
より集中できるし我々の為には良かった。
彼はより円熟し、我々のキャプテンとして欠かせないプレイヤーです。
彼は今後１０年はイングランド代表でプレイできるだろうし、代表キャプテンのチャンスはまだあるでしょう。
Stevenには気の毒と思うが、Steve McClarenは決断を下し、私は彼の決定を尊重します。 "

気になる、マッカビハイファ戦の開催地ですが、UEFAは１４日(月)まで発表しないようです。
メディアの情報だとキプロスかウクライナでの開催が濃厚となっています。

週末のコミニティーシールドのチェルシー戦は、勝っても負けても良い試合だけれど
Liverpoolファンとしては、真剣に勝って欲しいというか
勝ってリーグ優勝は現実的ということを確信させて欲しいという願いがありますが
この試合で燃え尽きてもらっても困ると言うのもあります。
監督はこの試合はプレシーズンの成果をチェックする絶好の場と捉えているようです。

"私は、この試合を一つの重要なテストマッチとみています。
互いにトロフィーを狙う、強敵との対戦となればどんな試合でも重要になる。
もちろん、この試合を最重要視する必要はないが、やはり互いに勝っておきたいでしょう。
勝てばチームの自信に繋がりますが、我々が目指すのはシーズンを成功させる事で
この試合に勝つ事ではありません。
今の段階で、どちらの仕上がり具合が上なのかは分かりません。
互いに、W杯に参加した影響で、他より練習を積めていないプレイヤーが多いです。
我々は、今調子の良いメンバーを起用するでしょう
プレイヤー達のフィットネスを良く考えて、これからの重要な試合に備えるつもりです。"

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チェルシーのM監督は、Liverpoolはアーセナル,ManUreより劣ると見ているようですが
この試合の後になんと言うか楽しみです。この試合に勝ちたい気持ちはLiverpoolにあると思われ
監督が力を抑えろと言ったとしても、ピッチ上のプレイヤーは言う事を聞かないでしょうね。
チェルシーは余裕を持って試合を進めて、勝てたら勝っとくかぐらいのつもりだと思いますが
先制でもされたら動きが変わるでしょう。結果はどうでも良い試合だけれども、面白い試合になるのは確実そう。

昨シーズンはCL予備予選を１回戦から戦った事もあって仕上がりも早くプレシーズンから
手を抜かず戦い結果を残したわけですが、重要なリーグが開幕すると引き分けだらけで
早くも優勝は夢物語？になってしまったわけで、結果的にこの期間にしっかり勝てていれば
少なくても２位でフィニッシュはしていたはずでシーズン終了後に、開幕直後の結果を悔やみました。
Jamie Carragherは悲願の優勝のためにも、今シーズンはロケットスタートが鍵だと話しています。

"昨シーズンの開幕直後を振り返ると、我々は６戦でたった１勝しかしていない。
最終的な順位表をみると、この間の成績が何よりも無駄になっている。
我々がスロースタートとなっていた間に、チェルシーは連勝スタートを切っていました。
シーズン後半の数字でなら我々はチェルシーに負けない成績を残しています。
今回はこれを教訓にしなければいけません。序盤の成績が、終盤になって重大な結果に繋がります。
チェルシーと資金力で争う事は出来ませんが、十分な戦力が揃っているし、まずは良いスタートを切って
彼らにプレッシャーを掛ける事が狙いだ。
今シーズンもまた彼らが本命だろうが、今回は序盤で離されず行けば
終盤になって彼らを追い抜くことを現実的に考えれるようになる。今シーズンやるべき事ははっきりしている。
まずは先手必勝が鍵だ。"