May 16, 2006

GERRARD: OUR SPIRIT WON US THE CUP

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今回のFA CUP優勝は全員の努力の結果ですが、何だかんだいってキャプテンの魂が全てでした。
ストペッジタイムの同点ゴールは自分でもどうやった分からなかったようですね
神が降臨していたしか思えないキャプテンのコメントです。

自分が2ゴール目(土壇場での同点ゴール)を決める前にFKを蹴ったけど、全くの的外れだったし
足の疲れは限界に達していたから、最後のエネルギーは何処から沸いてきたのか自分でも分からない。
あんなシュートを決めれたて本当に最高に気持ちよかった。
あそこを狙ったわけではなくて、とにかく確実に枠に飛ばなければいけないと思ってたんだ
でもあれは完璧に決まったなと思いましたね。
あれが決まった瞬間は最高だったね。あれをどうやって決めたのか分からないけれど
とにかく、シュートに全神経を集中させたんだ。
ストペッジタイムを告げる場内アナウンスが聞こえてなかったんだけど、残りはそんなに無いと思いました。
あの時は限界に達していたし、本当に辛い時間だった。事実、ボールをこっちに回して欲しくなかったぐらい。
時計を見ながら、さっさと時間が過ぎろと願っていたよ、完璧に限界に達していたから。
笛が鳴って元気だったのは5人ぐらいだったでしょう!
皆が至る所で足を攣らして倒れているし、我々はがむしゃらの状態だったよ。
我々は本当に勇敢でした、交代枠が残っていれば確実に交代させるべきだったからね。
我々には素晴らしいチームスピリットがある、あのカップは勝ち取るにはそれが必要だったんだ。

PK戦にまでもつれ込んで、こうなったらPepeが魅せてくれるぞと我々には分かっていた。
我々はただ、5人のキッカーをどうするか決めるだけでした。
監督が自分にPKを蹴るかと尋ねてきて、蹴るなら最初が良いと言ったんだけど
監督は、"いいや、お前は3番手だ"と言いました。
同点ゴールを決めたのと同じように、やれる事をやるしかなかった。隅に決められて安堵したよ。
まぁでも、PK戦になった瞬間にPepeがやってくれると皆が信じていたね。
延長戦を彼が守りきった時に、これは完璧に自分達の流れになったなと思いました。
彼は開始から浮き足立っていたけど、その埋め合わせを半分もしてくれてなかったでしょう!
でも、彼のPKでの強さは知っているからね、PKになった時にもらったなと思ったよ。
我々は練習でいつも彼を相手にしているけれど、彼から決めるのは本当に難しいんだ
彼は本当に機敏だからね。

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選ばれた人間って本当にいるんだなと思いますよね彼を見ていると。
一言で言えば、才能とか努力の結果なのかもしれないけれど、何か見えない力が働いてるとしか思えない。
この世界に彼より優れた技術を持つプレイヤーがいたとしても、彼とは交換する事は出来ないし
もし、交換でもしたらチームは確実に弱体化するでしょうね。
こんな男がいるチームを日本に住みながらも偶然にも応援する事になった自分の人生は
世界中に億単位でいるフットボールファンの中でも本当に幸せだと思える。

Posted by G : May 16, 2006 02:54 AM | Trackback