January 08, 2006

Luton vs Liverpool

FW      クラウチ シセ

MF   キーウェル    ジェラード

       アロンソ シソコ

DF リーセ ヒーピア カラガー フィナン

GK       カーソン

SUB GKレイナ DFクロムカンプ ワーノック MFハマン FWポンゴル

Scott Carson以外はいつものメンバーとベンチも変わりなし。
100%勝ちに来ていますが、今日の注目はやはり新戦力Jan Kromkampのデビューでしょう。
さっさと試合を決めて彼のプレイを見せてもらいたいですよね。

前半終了。2-1
信じられない展開、振るメン試合は序盤からルートンのペース。
Liverpoolはセカンドボールを拾えず上手く攻撃を組み立てられず、シュートチャンスは全くなかった序盤
しかし、そんな展開でも15分にSteven Gerrardが信じられないシュートを決めて先制。
これでLiverpoolはリズムを築くかと思いきや、相変わらず攻めはチグハグでチャンスはなし
逆にルートンはフルメンバーのLiverpoolを相手に自分達の攻めを構築しほぼワンサイドゲームを展開。
相手の予想外の攻めに慌てたか、無失点を続けたLiverpoolのディフェンスはシドロモドロ。
そして、31分にSami Hyypiaの股を抜くスルーパスを出され相手FWがCarsonを交して同点ゴール。
これ以降も攻め続けられ、そして42分には逆転ゴールを決められてしまった。
信じられない展開でハーフタイムを迎えたが
CarsonのグッとセーブとCKでFinnanのラインギリギリのクリアがなければ大惨事になっていた可能性も。
とにかく中盤を構築できず前線の二人にボールも供給できずシュート無し。
このメンバーで負けは許されないだけに、後半に自分達の力を出して欲しい。

後半終了。3-5
本当に劇的な展開となったこの試合。
まずは48分、Steven GerrardがPA内で倒されて得たPKをCisseが決められずというショッキングな出来事の後の
51分に、Sami Hyypiaがボールを取られてルートンにGKと1対1の場面を作られ
CarsonがPAに突っ込んできた相手プレイヤーを倒してしまい
レッドカードが出されそうだったがなんとかイエローで済む。しかし、これで今度は逆にPKを与えてしまい決められる。
これで、3-1と言うかなり厳しい立場に追いやられたLiverpoolだったが、これで目が覚めたか
この後は強い本来のLiverpoolが戻ってきた。56分にMomo SissokoをSinama-Pongolleに変えて
Gerrardを中に戻し、Cisseを右、FWの位置にPongolleと言う布陣変えた監督の采配が完璧に機能した。
そして、61分にGerrardが出したスルーパスにPongolleが抜けてゴールを決める。
これで更に押せ押せムードになり立て続けにチャンスを作り続け
68分にXabi Alonsoにスーパーゴールが生まれる
裕に30m以上はある距離から放った山形のシュートは見事なまでにゴールに吸い込まれました。
しかし、これでやっと同点でリプレイを戦う暇のないLiverpoolはもう1ゴールが絶対に必要。
その待望のゴールは73分にまたもSinama-Pongolle。
Steve Finnanが入れたアーリークロスを見事なヘッダーで合わせ、遂に逆転。
ルートンはヨーロッパチャンピョンの圧倒的な攻めの前に防戦一方となり足も止まってきた
そんな展開で勝ちを確信したか、監督は79分に今日は目立たなかったCouchに変えてJan Kromkampをデビューさせた。
右サイドでプレイしていたCisseをFWに戻し、KromkampをRMFとして起用したが
さすがにボールに触る時間もなく、特別な見せ場はなかった。
このまま試合は進み、ストペッジタイム3分を消化するだけだったが、ここでおまけのゴールが生まれる。
ルートンが残り数十秒での得たCKのチャンスにGKも上がって攻撃に参加してきたが
このCKからこぼれたボールがXabi Alonsoへ渡り
自陣中央辺りから無人の相手ゴールに向けて蹴った超ロングシュートが見事に決まり3-5となりホイッスル。
本当に予想外のドラマチックな試合となったが、とりあえず結果は残したLiverpoolであった。

Posted by G : January 8, 2006 02:18 AM | Trackback